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トップメッセージMessage from the President

平素よりスリック製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

当社は 1948 年の創業以来、「写真・映像文化の発展に貢献する」ことを使命とし、三脚をはじめとする撮影機材の開発・製造に取り組んでまいりました。
銀塩からデジタルへのシフトなど、時代とともに撮影スタイルや技術が大きく変化する中でも、私たちは常にお客様の声に耳を傾け、使いやすさと高い品質を追求し続けてまいりました。

スリックの三脚は、プロフェッショナルからアマチュアまで幅広いユーザーにご支持いただいており、その信頼と実績は私たちの誇りです。今後も「ものづくり日本」の精神を大切に、革新と伝統を融合させた製品づくりに邁進してまいります。

皆様の創造活動を支えるパートナーとして、より良い製品とサービスを提供し続けることをお約束いたします。今後とも変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

スリック株式会社
代表取締役社長 大場 秀和

SLIK看板 画像

会社概要Corporate Overview

会社名
スリック株式会社
代表者
代表取締役 大場秀和
所在地
〒350-1231 埼玉県日高市鹿山853 MAP
電話番号
042-989-2141
資本金
5,000万円
事業内容
カメラ用三脚の開発・製造および販売
創業
1948年
設立
1956年8月
従業員数
165名 (国内:25名 タイ:140名)
主な取引先
株式会社ケンコー・トキナー
海外製造拠点
SLIK (THAILAND) Co.,Ltd.
スリック株式会社
SLIK (THAILAND) Co.,Ltd.

会社沿革Corporate History

1948年
白石尚稔氏、試作三脚を完成、その後「アルプス三脚」として市販化
1956年
スリック・エレベーター三脚株式会社設立
1963年
スリック三脚株式会社に改称
1967年
埼玉県入間郡日高町(現・日高市)に日高工場建設
販売部門スリック産業株式会社を東京・銀座に設立
1982年
三宝伸銅工業株式会社の支援により資本金を増資
1988年
SLIK(THAILAND)Co.,Ltd. 設立
1989年
製造販売を一体とし、「スリック株式会社」と改称
2001年
株式会社ケンコーの傘下へ、資本金5,000万円に
2013年
タイに第2工場を開設
2019年
タイの工場を第2工場に集約

スリックの歴史History of SLIK

スリック三脚の歴史年表

SLIKの誕生

スリックは1948年、技術者でもあり事業家でもあった白石尚稔(しらいしたかとし)氏が、23歳のときに作り上げたアルミ製三脚からスタートしました。当時、写真愛好家であった白石氏が、信頼できる三脚が手に入らないために、自分用に作り上げたのです。その三脚が次に仲間用となり、さらに市販品として売られていくようになりました。最初のブランド名は「アルプス」。1950年代に、写真専門誌「写真工業」を立ち上げた北野邦雄氏により、英語の「滑らかな」という単語から「SLICK」というブランド名をつけていただきました。(1974年に商標登録の関係で、「SLIK」と改名。)

白石尚稔 試作をテストする白石尚稔氏

ロングセラー

1956年、スリックエレベーター三脚株式会社として会社組織を改めたスリックは、プロ写真家、報道用途にターゲットを定めた三脚「スリックマスター」を発売。1960年代にフリーターン雲台という独自の雲台を完成させ、日本の新聞社向け写真用三脚として、圧倒的なシェアを持つようになりました。一つのハンドルで上下・左右をコントロール、さらにカメラ台部分の回転を合わせるとあらゆる方向に死角なく向けることができる雲台。スポーツ写真の世界で必要となる超望遠レンズをしっかり支えることができ、ハンドルの操作で構図の調整も容易、「自由雲台とハンドル式雲台のいいとこ取り」を実現したフリーターン、そしてそのフリーターン雲台を搭載した「スリックマスター(現在は三世代目の「マスターIII」)」は、完成から50年が過ぎた今も、日本の三脚を代表する製品として、ロングセラーを続けています。スリックマスターの進化型として、1983年に「グランドマスター/グランドマスタースポーツ」を発売。上下・左右・縦位置/横位置の3方向を個別に調整できるスムーズな動きの3ウェイ雲台を装備、さらに、開脚角度の調整を行うためのステーや三段階開脚機構を装備し、あらゆる場面での三脚の活用範囲を拡げました。

新製品へのチャレンジ

1976年、それまでの三脚の概念を大きく覆した三脚「500G」を発売しました。0.6mmの厚みのあるアルミ・マグネシウム合金板を連続溶接した「電接管」を用いたことと、パイプ以外の部分にプラスチックを使うことで、重量500gとした「500G」は、旅行用三脚の決定版として登場。今も第七世代に渡る改良を続け、ロングセラーとして販売を続けています。軽さの追求の一面として、パイプ素材の更なる進化も続けています。アルミ・マグネシウム合金の発展型として、スリック独自のAMT合金(アルミ・マグネシウム・チタン合金)の採用があり、手ごろな価格ながら軽量の製品群を完成させました。軽量素材のカーボンパイプを採用した製品は、1980年代に500Gをベースとして「500Gカーボン」の試作品を完成。カーボンパイプのコストが合わず、当時は製品化を断念しましたが、1998年以降はカーボン三脚のラインナップを加え「軽く、振動吸収性の良い」素材特性を活かした製品づくりを心がけています。

ミラーレス一眼が高画質に進化するのに合わせ、スリックはカーボン三脚「ライトカーボンシリーズ」を更新。28mmパイプの中型カーボン三脚を、3段モデルの「ライトカーボンE83 II」、縮長が短い4段モデルの「ライトカーボンE84 II」、さらに2m超えの高さを2kg台前半の軽さで実現した、ロングバージョンの4段モデルである「ライトカーボンE84H II」と3つのバリエーションとしました。25mmパイプの「ライトカーボンE73 II」「ライトカーボンE74 II」は、一回り細いパイプとすることで、雲台を含めた重量が1.7kgほどと、さらに軽く持ち運ぶことができます。

さらにパイプ径22mmで、登山などでの三脚使用を考慮した軽量モデル「ライトカーボンE64 II」を発売。雲台を含めた重量が1,040gと、大変軽く、リュックのサイドに取り付けても重心が崩れません。鉄道写真などの現場で高い人気の「スリックプレートII」の発展型モデルを36年ぶりに発売。「スリックプレートIII」は、底面をアルカスイス互換形状とすることで、様々な雲台に直接固定できるように進化しました。(すべての雲台との互換性を保証するものではありません)

このようにスリックは、様々な新製品を投入することにより、さらに豊富で、さらに広い選択肢を持つ三脚ブランドとして拡大し続けています。これからも、より軽く、より使いやすい三脚造り、操作の快適な製品造りを追求していきます。これからもスリックにご期待下さい。

プレートIII 使用例

スリックの技術Technology

堅牢さを損なわずに、徹底した軽量化と、先進技術による機能性を追及。
スリックが生んだ、数々の優れた技術が『国産プロフェッショナル三脚』への道を拓きました。

スリック三脚の機能

  • マルチポジション
    マルチポジション

    脚の取付け部分にある「開脚ストッパー(特許登録済)」を引き出すことにより、開脚角度をハイ・ミドル・ローの3段階に設定できます。セット時にクリック感のある手応えで、確実な開脚角度の設定が思いのままにできるスリック独自の機構です。超大型の「ザ プロフェッショナル NS」から中小型の「エイブル 240 HC」まで、操作部の形状を統一。ローポジションでの撮影や、段差のある場所での撮影に大変便利です。

  • ハライチロックシステム
    ハライチロックシステム

    開脚ストッパーレバーを押し下げるだけで簡単に開脚角度の調整ができる新機構。ストッパー部を押し続けずに開脚操作ができます。また、開脚を通常開脚状態に戻すとロックが自動復元するセミオートラチェット機構を採用しており、操作性が向上しました。(特許登録済み)

  • クイックシュー
    クイックシュー(カメラアダプター)

    スリックは1960年代、世界に先駆けて「カメラアダプター(クイックシューの一種)」を開発。以来、多くの雲台に、機材を素早く、確実に固定できるよう考慮したクイックシューを採用しています。近年では、ドイツ工業規格(DIN)に対応するクイックシューや、多くの高級雲台に採用される「アルカスイス規格」のクイックシュー「DS−30」を発売するなど、互換性を考慮したクイックシュー規格を採用しています。

  • カメラネジダブルナット
    カメラネジダブルナット

    スリック創業当時の三脚「マスター」より盛り込まれた、雲台のカメラネジ機構です。カメラネジにスプリングを内蔵させたタイプは、カメラネジを回すだけでカメラにネジが入り込みます。さらに「カメラ締め付けナット」を締め付けることで、カメラを雲台側に引きつけ、しっかり固定します。

  • 水準器
    水準器

    雲台を水平にセットする時の目安に便利な装備です。特にプロ仕様のものは「2軸タイプ」を装備。2軸をそれぞれ個別に確認できます。

  • スリック新開発の「回転ロック」
    スリック新開発の「回転ロック」

    レバーやナットなどがなく、コンパクトに収納できる、新開発「回転ロック」を採用。自立脚では、脚先の石突ゴム、一脚部分では、雲台基部の握り部分を持って回転、動き止まりまで回して一気に引き出し、反対方向に回して固定します。

エレベーターの形式

  • ウォームギア式エレベーター
    ウォームギア式エレベーター

    特に大型三脚に採用しているエレベーターです。
    エレベーターの自重落下がなく、クランクを回さない限り動きません。重量級の機材を安心して装着できます。

  • ラック & ピニオン式エレベーター
    ラック & ピニオン式エレベーター

    一般的な方式のエレベーターです。クランクの動きがそのまま伝わり、エレベーターを上下します。スリックは、このタイプのエレベーターに全て「固さ調節」機能を装備し、お持ちの機材や装備に合わせて、エレベーターの動きを調節できます。

  • センターポール式エレベーター
    センターポール式エレベーター

    エレベーターの高さを素早くセットできます。また、三脚の軽量化にも貢献するので、特に軽量級の三脚に採用しています。

  • ボールレベラー
    ボールレベラー

    本体下側のノブで、雲台基部の水平を簡単に調節できる機構。水平パンを多用する業務用ビデオ三脚に最適な機構です。